山形県大蔵村の山あいにある肘折温泉。
開湯1200年以上の歴史を持ち、昔から湯治場として親しまれてきた温泉地です。
そんな肘折温泉へ泊まるなら、
温泉に入って、浴衣のまま部屋で晩飯。
これを楽しみたい人も多いのではないでしょうか。
肘折温泉には巨大なホテルが立ち並んでいるわけではありません。
昔ながらの旅館。
湯治宿。
山の幸を使った手作り料理。
そして源泉かけ流しの温泉。
派手さとは違う、
「温泉宿で何もしない贅沢」
を楽しめる場所です。
しかも調べてみると、現在も部屋食に対応している宿泊プランがあります。
そこで今回は、肘折温泉で部屋食が楽しめる宿を3軒紹介します。
天然山菜。
山形牛。
鮎。
庄内豚。
いもこ汁。
山形らしい料理にも注目して選びました。
※部屋食の対応は宿泊プラン・客室・人数・当日の状況などによって異なります。予約時には必ず最新の食事場所をご確認ください。
肘折温泉で部屋食が楽しめる宿3選
今回紹介する宿はこちらです。
・肘折温泉 亀屋旅館
・肘折温泉 三春屋
・肘折温泉 湯宿 元河原湯
同じ肘折温泉でも特徴はかなり違います。
山菜料理を部屋で食べたい。
山形牛までガッツリ食べたい。
温泉そのものをとことん楽しみたい。
そんな旅行スタイルに合わせて選んでみてください。
1.肘折温泉 亀屋旅館|天然山菜たっぷりの郷土料理をお部屋で
最初に紹介するのは、肘折温泉 亀屋旅館。
今回の3軒の中でも、
「部屋食を目的に宿を選びたい」
という人に特に注目してほしい一軒です。
現在販売されている人気の2食付きプランでは、お部屋食が魅力として明記されています。
晩飯は肘折らしい山菜三昧
亀屋旅館の料理で面白いのが、
天然山菜を使った郷土料理。
春ならアケビの新芽のおひたし。
旬の天然山菜の天ぷら。
その時期ならではの山の幸が和食膳に並びます。
温泉旅館の料理というと、
刺身。
肉。
カニ。
といった豪華食材に目が向きがち。
でも肘折温泉なら、
山で採れたものを食べる。
これがむしろ旅らしい。
都会のレストランではなかなか出会えない山菜料理を、昔ながらの温泉宿で味わう。
肘折まで来たからこそ楽しめる晩飯です。
周囲を気にせずお部屋食
そして亀屋旅館の大きな魅力が部屋食。
食事会場へ移動する必要がなく、自分たちの部屋で夕食を楽しめます。
温泉へ入る。
浴衣に着替える。
部屋へ戻る。
そして山菜料理。
食べ終わったら、そのままゴロゴロ。
これぞ湯治場の温泉旅行。
小さな子ども連れはもちろん、夫婦旅行や一人旅でも、周囲を気にせず食事できるのはうれしいポイントです。
2種類の温泉を楽しめる
亀屋旅館では、性格の異なる2種類の温泉を楽しめます。
ひとつは肘折温泉を代表する疵(きず)湯。
もうひとつは体が温まりやすいあったまり湯。
昔から湯治場として栄えてきた肘折温泉らしく、
「料理よりまず温泉!」
という人にも面白い宿です。
山菜を食べる。
温泉に入る。
寝る。
翌朝また温泉。
観光地を何か所も回らなくても、それだけで立派な旅行になります。
朝食にも山菜料理
朝食は炊きたてのご飯が進む和朝食。
塩鮭や季節の天然山菜を使った小鉢などが用意されます。
夜に山菜。
朝にも山菜。
ここまで来たら山形の山を丸ごと食う勢いです。
豪華食材を大量に並べる旅行とは違う、身体にやさしい温泉旅を楽しめます。
亀屋旅館はこんな人におすすめ
・確実性の高い部屋食プランを選びたい
・天然山菜を食べたい
・山形の郷土料理を楽しみたい
・昔ながらの湯治宿が好き
・温泉そのものを目的に旅行したい
特に、
「肘折らしい温泉旅行がしたい」
という人にはかなり相性のいい宿です。
天然山菜の郷土料理を、お部屋でゆっくり味わいたい方はこちら!
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2.肘折温泉 三春屋|山形牛と山の幸を昔ながらの湯治宿で
続いて紹介するのは、肘折温泉 三春屋。
こちらは、昔ながらの湯治宿らしい雰囲気を残している宿です。
宿自身もレトロな湯治宿であることを前面に出しており、
ピカピカの高級旅館とは方向性がまったく違います。
でも、
肘折温泉へ行くなら、むしろこういう宿に泊まりたい。
そんな人には刺さります。
本館なら夕食をお部屋で
三春屋では、現在の宿泊プランで食事場所が客室タイプによって分かれています。
基本的に、
別館は食事処。
本館は夕食をお部屋で。
という形で案内されているプランがあります。
そのため部屋食を目的に予約するなら、
本館の対象プランになっているか
をしっかり確認しておきましょう。
「三春屋なら全部部屋食」
というわけではないので、ここは重要です。
山形牛ステーキで晩飯を豪華に
三春屋には、山形牛ステーキをメインにした宿泊プランもあります。
山形が誇るブランド牛を温泉宿で味わう。
これは分かりやすく強い。
山菜だけでは少し物足りない。
せっかく旅行するなら肉も欲しい。
そんな人なら、
山形牛+山の幸
という組み合わせを狙うのもアリです。
ただし山形牛プランについては食事場所が「部屋または食事処」となる場合があります。
山形牛と部屋食の両方を絶対条件にする場合は、予約時に食事場所まで確認してください。
鮎・天ぷら・いもこ汁も
三春屋の食事には、山形らしい料理が並びます。
例えば、
鮎の塩焼き。
天ぷら。
豚肉の陶板焼きや鍋。
刺身。
おひたし。
いもこ汁。
季節の食材によって内容は変わりますが、
山形の山あいの温泉へ来た
ことを感じられる料理構成です。
山形牛だけドーンではなく、こういう料理が脇を固めることで温泉宿の晩飯らしくなります。
独自源泉も楽しめる
三春屋には独自源泉もあります。
昔ながらの湯治宿。
天然温泉。
山の料理。
そして部屋食。
新しいホテルのような設備を求める宿ではありません。
むしろ、
昭和の温泉旅館っぽい雰囲気まで含めて楽しむ。
そんな旅に向いています。
三春屋はこんな人におすすめ
・昔ながらの湯治宿が好き
・夕食を部屋で食べたい
・山形牛も食べたい
・山菜や鮎など山の料理が好き
・新しさより温泉情緒を重視したい
特に、
「レトロな温泉宿で浴衣のまま晩飯を食いたい」
という人には面白い一軒です。
山形牛や山の幸を、昔ながらの湯治宿で味わいたい方はこちら!
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3.肘折温泉 湯宿 元河原湯|庄内豚・山形そばと2つの源泉を満喫
3軒目は、肘折温泉 湯宿 元河原湯。
こちらは料理だけでなく、
温泉をガッツリ楽しみたい人
にも注目してほしい宿です。
元河原湯では、異なる源泉を楽しめるのが特徴。
さらに食事には山形らしい食材が登場します。
庄内豚と旬の料理を楽しむ
現在の源泉満喫プランでは、
庄内豚の陶板焼き
を中心に、
旬菜料理。
山形そば。
季節の焼き物。
お造り。
などが用意されています。
山形牛のような派手さとは少し違いますが、
山形の食材をいろいろ食べたい
という人には魅力的です。
さらに朝食には山形米「つや姫」。
そして名物のつきたて餅も。
納豆餅。
きなこ餅。
あずき餅。
から選べるプランがあります。
晩飯だけでなく、
翌朝まで山形。
こういう宿飯は旅行感があります。
夕食は「広間または部屋食」
ここは今回の記事で一番注意したいところです。
元河原湯の対象プランでは、
夕食は2階広間またはお部屋食
と案内されています。
つまり、
部屋食になる可能性はあるものの、必ず部屋食とは限りません。
「絶対に部屋で食べたい」
という方は、予約前に宿へ食事場所を確認するのがおすすめです。
ここを知らずに予約して、
「部屋食の記事で見つけたのに広間だった」
となるのは避けたいところ。
部屋食を最優先するなら亀屋旅館など、部屋食が明確に記載されたプランから検討すると分かりやすいでしょう。
2つの源泉を楽しむ温泉旅
元河原湯の大きな魅力は温泉です。
貸切風呂では元河原湯源泉。
展望風呂では複数の源泉をブレンドしたにごり湯。
肘折温泉らしい湯をじっくり楽しめます。
しかもプランによっては貸切風呂を利用できます。
温泉。
部屋へ戻る。
晩飯。
また温泉。
完全に温泉ループです。
朝市散歩も楽しみたい
肘折温泉では春から秋にかけて、名物の朝市が開かれます。
元河原湯からも歩いて行ける距離。
早朝に浴衣姿で温泉街へ出て、
地元の山菜や野菜などを見る。
宿へ戻って朝食。
また温泉。
派手なテーマパークはありません。
でも、
こういう朝こそ温泉旅行っぽい。
肘折ならではの過ごし方です。
湯宿 元河原湯はこんな人におすすめ
・温泉をとことん楽しみたい
・庄内豚を食べたい
・山形そばやつや姫も楽しみたい
・貸切風呂が好き
・昔ながらの温泉街を歩きたい
ただし繰り返しになりますが、
部屋食は確約ではありません。
部屋食目的なら、予約前の確認をおすすめします。
庄内豚と山形の旬の味覚、そして名湯をじっくり楽しみたい方はこちら!
「肘折温泉 湯宿 元河原湯」の口コミ詳細や宿泊プランを見てみる(楽天トラベル)
肘折温泉で部屋食ならどの宿を選ぶ?
今回紹介した3軒は、同じ肘折温泉でもかなり個性があります。
部屋食と天然山菜を重視するなら、亀屋旅館。
部屋食が明記された現行プランがあり、肘折らしい山菜料理を楽しめます。
山形牛とレトロな湯治宿なら、三春屋。
本館の対象プランなら夕食を部屋で楽しめ、山形牛を味わえるプランもあります。
そして、
温泉と山形の食を幅広く楽しむなら、湯宿 元河原湯。
庄内豚、山形そば、つや姫、つきたて餅などが楽しめます。
ただし元河原湯は「広間または部屋食」なので、部屋食確約を希望する場合は事前確認が必要です。
まとめると、
部屋食&山菜 → 亀屋旅館
山形牛&湯治宿 → 三春屋
温泉&山形グルメ → 元河原湯
という選び方ができます。
肘折温泉では豪華会席より「山の晩飯」が面白い
肘折温泉で宿を探していて感じるのが、
海沿いの温泉地とは料理の方向性がまったく違う
ということ。
巨大な舟盛り。
伊勢海老。
カニ。
ではありません。
山菜。
鮎。
いもこ汁。
庄内豚。
山形牛。
山形そば。
つや姫。
こうした山形の食材が主役です。
だからこそ、
肘折まで来て食べる意味がある。
豪華さだけで宿を選ぶのではなく、その土地らしいものを食べる。
これも温泉旅行の楽しみ方です。
肘折温泉は「湯治場」を楽しむ温泉地
肘折温泉は、開湯1200年以上の歴史を持つ温泉地です。
昔から長期間滞在して身体を休める湯治場として栄えてきました。現在、楽天トラベルでも肘折温泉17施設中9施設が「部屋食が楽しめる温泉宿」として掲載されています。 楽天トラベル
つまり、
温泉へ入る。
部屋で休む。
腹が減ったら飯を食う。
また温泉へ入る。
寝る。
本来、それでいい場所です。
予定表を観光地で埋め尽くすより、何もしない時間を楽しむ。
部屋食との相性がいいのも納得できます。
部屋食は必ずプラン単位で確認しよう
最後に大切なのが、部屋食の条件です。
「肘折温泉の部屋食宿」として掲載されていても、
すべての宿泊者が必ず部屋食になるわけではありません。
客室。
宿泊人数。
プラン。
宿泊日。
こうした条件によって食事場所が変わります。
今回紹介した中でも、
亀屋旅館は部屋食が明確なプラン。
三春屋は本館と別館で食事場所が異なるプラン。
元河原湯は広間または部屋食。
と違いがあります。
予約時には、
「このプランなら夕食は部屋ですか?」
まで確認しておけば安心です。
まとめ|肘折温泉なら部屋食と山の幸で湯治旅
今回は、肘折温泉で部屋食が楽しめる宿を3軒紹介しました。
肘折温泉 亀屋旅館では、天然山菜を使った郷土料理をお部屋で楽しめるプランがあります。
肘折温泉 三春屋では、本館の対象プランなら夕食部屋食。山形牛ステーキや鮎、山の幸を楽しめるプランにも注目です。
肘折温泉 湯宿 元河原湯では、庄内豚や旬菜、山形そばなどを楽しめ、対象プランでは夕食が広間または部屋食となっています。
山菜。
山形牛。
鮎。
庄内豚。
温泉。
浴衣。
そして何もしない時間。
これぞ山の温泉旅行。
肘折温泉へ行くなら、観光を詰め込む旅ではなく、
部屋食と温泉を楽しむ「湯治場のおこもり旅」
を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※料理内容・部屋食対応・対象客室・人数条件などは変更される場合があります。予約時に最新の宿泊プランをご確認ください。











